銀行員が見る融資のポイント【④融資条件】
マッスル経営塾トレーナーの大久保です。
融資についての7つのポイントについて、第四回目は「融資条件」についてご紹介いたします。
融資条件は「借りる側が決めた上で、銀行に相談する」のが基本です。
銀行はその希望する融資条件をベースに審査を進めます。仮に、希望通りの融資条件にならないケースになったとしても、その場合は再度相談することです。なぜ融資条件が審査のポイントとなるのか?というと、融資条件が返済負担に大きく影響してくるからです。
融資条件のポイントは、
①毎月の返済額を減らしたい場合 | ・担保を強化し、借入期間を長くして返済額を減らす。 ・既存の借入分と合算し、借り換えることで総返済額を減額する。 |
②金利を低く抑えたい場合 | ・担保を強化して、貸し出しリスクを減らして貸出金利を低くする。 ・融資以外の銀行取引を増やす。 |
③担保を差し入れたくない場合 | ・定期預金などを増やして預金額総額を増やす。 ・会社及び連帯保証人の資産背景が潤沢であることを示す。 ・信用保証協期の保証を付ける。 |
④社長の保証を差し入れたくない場合 | ・不動産などの物的担保を強化する。 ・会社と社長の関係が実質一体ではないことを示す。 |
⑤借入期間を長くしたい場合 | ・担保を強化することで貸出リスクを減らす。 ・プロパー融資が厳しい場合は、信用保証協会を利用する。 |
このように、こちらの目的に合わせた上で相談すると良いでしょう。
マッスル経営塾では、融資条件についても経営計画を立てながら考えることができます。上記のように希望する融資金額を具体的に決めることができ、「借りる側が決めた上で、銀行に相談する」という基本ができます。
まずは無料体験を受けてみて、あなたにあったプログラムを一緒に考えていきましょう。
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【この記事を書いたトレーナー】大久保 俊治