経営者のみなさまへ向けて、ちょっと役立つ情報をコラム記事として定期配信していきます。今回のテーマは、第14回締切より申請様式が変更になる「小規模事業者持続化補助金」についてです。
<小規模事業者持続化補助金とは>
小規模事業者等が、地域の商工会または商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用の2/3を補助します。
制度概要
\インボイス転換事業者は補助上限額が一律+50万円!/
通常枠 | 特別枠 ※1 | |
補助上限額 | 50万円 | 200万円 |
補助率 | 2/3 | 2/3 ※2 |
※1 特別枠は、賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠の4種類
※2 賃金引上げ枠のうち赤字事業者の場合3/4
\補助対象事業者/
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く) | 宿泊業・娯楽業・製造業・その他 |
常時使用する従業員の数 5人以下 | 常時使用する従業員の数20人以下 |
\補助対象経費/
<広報費> チラシ / カタログ外注費 / DM発送費 |
<WEBサイト関連費> HP / 動画作成費 / インターネット広告費 |
<新商品開発費> 試作品の原材料購入費 / パッケージデザイン費 |
<機械装置等費> 販促管理システム / 製造用機械 / 冷蔵庫 など |
「経営計画・補助事業計画」の書き方
1 . 要点を押さえて書きましょう
2. 箇条書きがおすすめです
3. 文章量の制限はありません
4. 商工会議所・商工会の助言を受けましょう
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)を申請する際に、事業者の方が特に苦労するのが、申請書の「様式2-1」の「経営計画」と「補助事業計画」の書き方です!
<採択された申請事例を見てみましょう>
〜申請事例:寿司屋〜
Q. 補助金導入のきっかけは? |
A. シニア層の顧客獲得、法要ニーズの取り込みを狙う ためにテーブル・椅子の導入を検討した。 |
Q. 経営計画書のポイントは? |
A. 自社の強みをしっかりアピールするために、周辺に寺社が多い立地であることをアピールした。
◎企業概要 ◎顧客ニーズと市場の動向 ◎自社や自社の提供する商品・サービスの強み ◎経営方針・目標と今後のプラン |
Q. 補助事業計画書作成で意識したことは? |
A. 経営計画書からのストーリーが補助計画書にきちんと反映されているかを意識。補助事業の概要と効果、今後の進め方について述べるため、経営計画書からのストーリーが補助計画書にきちんと反映されていることが重要!
◎ 補助事業で行う事業名 ◎ 販路開拓の取組内容 |
Q. 補助事業を実施したあとの効果は? |
A. 高齢者だけでなく、女性客のランチ利用も増加した。テーブルと椅子の導入により、法事宴席が以前よりも1割ほど増加。また2階席を椅子席にしたことで、女性客のランチ需要も大きく伸びた。 |
<さいごに>
次回、第14回受付締切分(12/12締切)のご相談受付中!
詳細はお尋ねください。