銀行員が見る融資のポイント【②経営計画】
マッスル経営塾トレーナーの大久保です。
融資についての7つのポイントについて、第二回目は「経営計画」についてお話しさせていただきます。
経営計画では、まず将来の業績財務となる経営計画で融資返済できるかどうかを確認します。それでは、特にどの部分をチェックするのでしょうか?
1. 経営計画の数値に根拠はあるのか
・経営計画のコアとなるのは売上高ですが、その売上高に客観的な根拠があるのかを説明します。(例:製造業の場合、大口の取引先が見込めるので、来期は売上1.5倍を予測しているなど)
・もし客観的な根拠がない場合は、保守的に直近の決算書の実績値を据え置きにして説明します。
・仮に売上が減少するとした場合でも、将来のリスクを説明して対策も考えていれば根拠のある数値となるでしょう。
2. 経営計画は2通り作成しているか
・経営計画は、「通常のケース」と「最悪のケース」を考えます。
・「通常のケース」の場合は、今後考えられる売上増加の理由や経費の説明などをします。「最悪のケース」の場合は、想定外の事案が起きたことを考え、「通常のケースの7割程度」の水準で計画を作成します。
3. 経営計画の当期利益+減価償却費で年間返済額をカバーできるか
・基本的には当期利益+減価償却費が年間返済額を上回るようにします。
・そこまでの利益水準が見込めない場合は、融資自体を考え直すことも考慮します。
銀行融資を引き出すには経営計画書の作成は必要です。
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【この記事を書いたトレーナー】大久保 俊治