経営者の皆様の中で、そのように感じたことがある方は多いのではないでしょうか?なんかお金が減ってしまう原因に、どういったものが挙げられるかについて、今日はお教えしたいと思います。
なんかお金が減ってしまう原因その1
「利益が出なかったから」
売上が昨年より下がってしまったり、経費を想定以上に使ってしまいますと、利益が全く出ず(時には利益マイナスになったり)結果としてお金が減るということに繋がっていきます。
最近は、サブスクリプションなどの毎月少額のお金を支払えば、サービスを受けることができるというビジネスが増えています。「このくらいの金額だったら、安いから契約しよう!」と安易に決めておられたりしませんか?「塵も積もれば山となる」という言葉がありますが、少額なサービスであったとしても数多くの会員登録であったり契約締結をしたりしますと、実はけっこうな金額になったりすることは、実はよくあることです。
「なんかお金が減っている気がする・・・」と気になっておられる方は、いま契約しているサブスクリプションサービスや、毎月会費として支払っているものについて、今一度見返してみると良いでしょう。想定している以上の経費が使われてしまっているがために、利益が全然出せない状況になっているかもしれませんよ。
なんかお金が減ってしまう原因その2
「入金と出金のバランス」
最近、お客様からの入金が滞っているということは無いでしょうか。皆様の会社が支払いは期日通り行われていたとしても、お客様が皆様の会社に支払いをされなければ、入金よりも出金が上回る状態になってしまい、それが、お金が減っていく原因になったりすることもあるのです。
私が関わらせていただいているお客様の中に、経理担当者が入金確認を行っていて、入金がされていないお客様が発生した場合は営業担当者に伝達し、その営業担当者が入金をしていないお客様に連絡をすると言うオペレーションをしている企業がありますが、経理担当者から営業担当者への伝達は行われていたものの、営業担当者が入金をしていないお客様に連絡するということを怠っていたため、お客様からの入金が無い状態がしばらく続くという事象が発生した企業があります。
営業担当者の仕事は「売るまで」ではなく、「代金回収するまで」です。経営者だけでなく、会社全体として資金繰りの意識を持つことが大事です。経理担当者に任せっきりにするのではなく、営業担当者も入金確認をしっかり行って、入金と出金のバランスが崩れないように取り組むようにしましょう。
この記事をご覧いただいた方は、ぜひ自社の財務状況をチェックしていただきたいのですが、もし「いろいろ見てみたのだけど、よくわからない」という場合は、ぜひマッスル経営塾の無料カウンセリングにご参加してみてください。決算書やヒアリングで分析をさせていただき、皆様の会社のどの部分に財務上の課題があるのか、「お金が減ってしまう原因は何なのか」を特定するお手伝いをさせていただきます。
お金は、会社にとっては「血液」のようなものです。人間と同じように不足してしまうと生存に関わってしまう大問題になってしまいますので、大問題になってしまう前に、お金が減ってしまっている原因を特定するようにしましょう。
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【この記事を書いたトレーナー】田中 亮