「会社や事業をもっと発展させたい」「もっと利益を出したい」経営を行う中で多くの経営者の皆様がそう思われていることでしょう。そのために新しいことにチャレンジしたいという強い思いがあるにも関わらずなかなか決断できない、今まさにそのような状況におかれている経営者の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜ、新たなチャレンジをしたいという望みや戦略があるにも関わらずあと一歩の踏ん切りがつかないのでしょうか。
踏ん切りがつかないのは、新しいことにチャレンジすることでかえって会社や事業が潰れてしまわないかという不安が一番強いからである場合が非常に多いです。その根本は「資金繰りや利益の見通し」が見えていないことにあります。おおよその検討を行ったとしてもその見通しが的外れではないか、そのチャレンジいくらの資金が必要か、借入を行う場合に返済がしっかりできるかなど、そもそもどのように見通しを立てればよいかがわからない場合もあり得ます。そして、このような財務に関する面では社内に相談することもなかなか難しいと思います。
そのような方々のために、この「資金繰りや利益の見通し」を考える上でポイントとなる要素を記載いたします。もちろん、売上の見通しを考えるのは大事ですがそれ以外にも様々な観点からお考えいただくことも大事かと思います。
資金繰りや利益の見通しを考えるポイント1
設備投資
機械やソフトウェアなど、新しいことにチャレンジするためにどのような設備が必要か、またその見積金額を把握するのは非常に大事です。
資金繰りや利益の見通しを考えるポイント2
設備資金以外の経費の金額
新しいことを始めるにはそれを始める前に様々な支払いが発生する場合が多いです。その概算額を把握しておきましょう。
資金繰りや利益の見通しを考えるポイント3
借入金のタイミング
上記設備投資や経費支払いを行うための借入金額はもちろんのこと、いつのタイミングで借り入れを行わないと資金が不足してしまうのかを考えましょう。
資金繰りや利益の見通しを考えるポイント4
人件費
新たなチャレンジを行うには現状の人件費よりもさらに多くの人件費がかかる場合が多いです。やはり事業は「ヒト」。この計画を考えることで資金繰りが大きく変わります。
資金繰りや利益の見通しを考えるポイント5
入金返済計画
借入金の返済額が利益よりも大きいと、キャッシュはどんどん目減りしてしまいます。返済額、返済期間など売上計画を基に考えることでそもそもの予算額も見えてくる場合もあります。
上記はあくまでも一部ですが、このようなことをふまえた上で売り上げはいくら必要かという逆算的な考えもできます。
様々な観点からシミュレーションをすることで不安要素を1つ1つ潰していきましょう。それが1つでも多く消えたとき新しいチャレンジに踏ん切りがつくはずです。
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【この記事を書いたトレーナー】豊岡 伸岳