経営者のみなさまへ向けて、ちょっと役立つ情報をコラム記事として定期配信していきます。今回のテーマは、「1月10日に開始の新制度ご存知でしょうか?コロナ借換保証制度」です。
<コロナ借換保証とは>
新型コロナの影響で債務が増大した中小企業者の収益力改善などを支援するための借り換え需要に加え、新たな資金需要にも対応する制度です。
経済産業省は、一定の要件を満たした中小企業者が向けに借入時の信用保証料を大幅に引き下げるコロナ借換保証を1月10日から開始しました。
<コロナ借換保証制度を活用するメリット>
コロナ融資の返済開始時期を遅らせられる!
追加融資を受けられる枠ができる!
保証料が下がり固定費が削減できる!
<制度概要>
コロナ禍で始まった伴走支援型特別保証制度を活用して創設されました!
補助限度額:1億円 保証期間:10年以内 据置期間:5年以内 金利:金融機関所定 保証料(事業者負担):0.2%等(補助前は0.85%等) 要件:売上または利益率が5%以上減少 など |
<手続きの流れまとめ>
中小企業、金融機関、市区町村、保証協会間で手続きを進めます。
① 中小企業が融資申込/経営行動計画書を作成する |
② 金融機関が与信審査・書類準備をする |
③ 金融機関が区町村に、セーフティネット保証の認定申請する |
④ 金融機関が保証協会に、保証審査の依頼・経営行動計画書を提出する |
⑤ 金融機関が中小企業に融資する |
⑥ 金融機関が継続的な伴走支援をする |
<中小企業(事業者)が対応すること>
融資申込/経営行動計画書の作成
• 自社の現状認識、財務分析 • 具体的な資金使途、計画終了時点の将来目標、今後の具体的なアクションプラン • 収支計画・返済計画(黒字化目標含む)など |
<さいごに>
マッスル経営塾では、制度の適用診断や申請書類(経営行動計画書)作成のお手伝いもいたします。コロナ融資(ゼロゼロ融資)の返済に困っている企業様はマッスル経営塾まで一度ご相談ください!